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EPAビジネススクールで教える大切なコミュニケーション能力とは

近年、WEB・IT化が進んできており、コミュニケーション能力は不要である。

と思っている方がいるのではないでしょうか。

実はIT化進んでいるからこそ、コミュニケーション能力が必要になってきているのです。

今回の記事では

  1. なぜコミュニケーション能力が必要とされるのか
  2. コミュニケーション能力をつけるメリット4選
  3. コミュニケーション能力を向上させるための5STEP

この3点について分かりやすく解説していきます。

コミュニケーションスキルは経営者のみならず、社会人全員が必要なスキルですので、ぜひ活用してください。

目次

コミュニケーション能力とは

コミュニケーションとは「対人間での情報共有や意思の疎通」のことであり、コミュニケーション能力は、それらをスムーズにできる力のことです。

なぜコミュニケーションスキルが必要とされるのか

冒頭でもお伝えした通り、こんな現代だからこそ必要になります。

Web・ITの発達も時代の背景にありますが、2020年に発生したコロナの影響もあり、完全テレワークとなった業種が出現しました。そういった環境の中でコミュニケーションが思うようにいかないと感じている人も少なくないでしょう。

それは、従来の働き方と、「オンライン時代」と言われるこれからの時代では、セールスやコミュニケーションの取り方が大きくと変わってきているからです。

従来は情報がトップの人間に集まりやすく、また、物理的にも近い場所に集まりやすかったので、毎日きっちりと仕事をしたり、会社や上司に従順な人が評価されがちでした。

ですが、これからの時代はオンラインで物事のやり取りがされることが多くなっていきますので、場の雰囲気やそれまで周囲で話していた会話の文脈などがあってこそ通じていたコミュニケーションが通じなくなることが予想されます。

「何から話し始めれば良いのだろうか?」
「どのタイミングで話せば良いのだろうか?」

などなど、これまでの慣れた環境が一変し、

セールスにおいてもコミュニケーションにおいても言えることですが、これからの時代は自分が考えているテーマや問題点、課題点を自ら言語化し、お互いに

「私は○○ができる」
「あなたに○○して欲しい」

ということを発信し、能動的に繋がって行動していかなかれば、成果を出せないようになっていくでしょう。

このような時代の移り変わりから、今まで以上に個々のコミュニケーション能力が重要になってくる時代に変化していく事は間違いありません。これは、セールスやビジネスの場面だけではなく、プライベートにおける人間関係の場面でも同じことが言えます。

プライベートにおけるコミュニケーションの変化について

テレワークが普及したことで今まで当たり前だった日常が変わり、家族と過ごす時間が増え、よりコミュニケーションの取り方が大切になります。

家にいる時間が増えるということは、以前よりも顔を合わせる機会も増えることになります。話す機会も増えるので、心に思っているだけではなくて、しっかりと声を出して「言葉」で想いを伝えることが大事になってくるのではないでしょうか?

例えば、「ありがとう」「ごめんね」などといった一言があるだけでも、お互いの心の扉が開き、距離感が今まで以上に近くなることもあるでしょうし、笑顔が増えたり和んだりするものではないでしょうか?

逆に、コミュニケーションが不足してしまったりすると、喧嘩が増えたり、一緒にいる時間が増えたことでストレスを感じることが多くなったりと、今までは見えなかったものが見えてきてしまうケースも少なくありません。これがトラブルの原因になる可能性もあります。

今後の時代に求められること

ビジネスにおいて今まで以上に成果をあげたい、もっと会話がスムーズに上手に話せるようになりたい、このような悩みを抱えている方は増えていくでしょう。

時代的に求められていくことを理解したところで、
コミュニケーションスキルを身につけるメリットを4つ紹介していきます。

コミュニケーションスキルを身につけるメリット4選

  1. 人間関係を築くのが上手くなる
  2. 情報を得やすくなる
  3. 人を動かせる・ヒューマンエラーを減らせる
  4. 出世・起業しやすくなる

では1つずつ解説していきます。

①人間関係を築くのが上手くなる

人間関係とは、「日常的な人と人とのつながり」のことをいいます。

人間関係を築くには、自分を知ってもらうことはもちろん、相手を理解する姿勢が大切です。

初対面の人には「はじめまして」といったあいさつから始め、徐々に関係を深めていきます。すでに知り合いとなっている人に対しては、一歩踏み込んだ会話を交わすなど、関係の度合いによって適した対応をしていきます。

②情報を得やすくなる

人間は双方が知っている情報を互いに提供し合ったり、自分が知らなかった情報を吸収したりするためにコミュニケーションを取るのです。

具体的な行動パターンには、報告・説明・連絡・相談などがあります。

これらの行動パターンを通して互いの理解がより一層深まり、良好な人間関係を築くことにつながります。

③人を動かせる・ヒューマンエラーを減らせる

「相手に働きかける」というのは、自分の意図する方向へ相手を導いたり、行動を促したりすることです。またコミュニケーションによって相手の協力を得るという目的もあります。また、人を動かす際に間違った指示をしてしまうと、ヒューマンエラーの原因となります。

伝え方を身に付けると、このようなヒューマンエラーも減らすことが可能です。

行動パターンとしては、説得・依頼・指示・命令などがあります。

④出世・起業しやすくなる

今まで解説したことを総合的に考えると、仕事での出世や、自分で起業などをする上で、必要なものばかりです。

なぜなら、出世の鍵を握っているのは社長や上司の判断になりますし、起業・経営するにも従業員やお客様の心を動かす必要があるからです。

コミュニケーションスキルがない人の共通点

コミュニケーション能力が低い人には、いくつかの共通する特徴があります。

  1. 相手のことを理解できない
  2. どうやって伝えれば良いのかわからない
  3. 友達・友人が少ない・相談できる人が少ない
  4. 感情がわからない(=全て論理で考えてしまう人)
  5. 自分のことしか話さない
  6. 相手に関心がないなど

このような内容が挙げられます。

そして、コミュ力がない自分を、自分が一番理解しているので、自信がなくなり、余計に話せなくなるという悪循環を起こしてしまうのです。

コミュニケーションスキルを身につけるために必要もの3選

ではコミュニケーションスキルを身に付けるために必要なものを3つ解説していきます。

  1. 伝える能力
  2. 受け取る能力
  3. 非言語コミュニケーション能力

では1つずつ解説していきます。

①伝える能力

コミュニケーション能力の筆頭として挙げられるのが「伝える能力」になります。コミュニケーション能力を狭義で解釈した場合は、この伝える能力のことを指している場合が多いです。

伝える能力とは、「書く」「話す」などの手段を用いて、自分の伝えたいことを相手に「正確に」伝える能力のことです。

単に用件を相手に伝えれば良いというわけではなく、伝えた内容を相手が理解することが大切です。

②受け取る能力

受け取る能力とは「読む」「書く」などの手段を用いて、相手が伝えたいことや相手の意図を理解する能力を指します。

受け取る能力には、質問をすることもポイントです。

自発的に質問を行って、正確でより詳細な情報を受け取ると考えれば理解しやすいでしょう。

単に相手が発した情報、感情、意見、提案などを受け取るだけでなく、それらをより深い次元で理解することがコミュニケーションには欠かせないのです。

受け取る能力とは、その言葉から受身の姿勢をイメージするかもしれません。

しかし「質問をする」ように、自ら情報を取りにいく姿勢も受け取る能力の一つです。こうした点も認識しておきましょう。

③非言語コミュニケーション能力

非言語コミュニケーションとは、周りの雰囲気を感じるなどで、その意味を推し測るようなときに使われる能力です。表情・声のトーンなど具体的な言葉として表れない情報から、伝える能力や受け取る能力につなげるための橋渡し役として非常に役に立ちます。

簡単に言うと「空気を読む」能力と言って良いでしょう。

コミュニケーションスキルを向上させるための5STEP

ではこれらの

  1. 伝える能力
  2. 受け取る能力
  3. 非言語コミュニケーション能力

を身に付けるための5STEPを解説していきます。

  1. メラビアンの法則(見た目)を意識する
  2. 話す前に何を伝えるかを明確にし、結論から話す
  3. 話しすぎず、会話のキャッチボールを意識する
  4. 話の聞き方に動きをつける
  5. 場合によっては例え話を入れる

1つずつ解説していきます。

STEP1 メラビアンの法則(見た目)を意識する

メラビアンの法則というものをご存知でしょうか?

メラビアンの法則とは、

  1. 表情や視線など見た目や仕草による「視覚情報(Visual)」
    人に与える影響度55%、
  2. 声の大きさや話し方などの「聴覚情報(Vocal)」
    人に与える影響度38%、
  3. 会話そのものの内容である「言語情報(Verbal)」
    人に与える影響度7%

と示しています。

表情や視線、声の大きさや話し方がなんと93%を締めています。

例えばですが、相手が怒りながら「ありがとう」と言われるのと
相手が凄く嬉しそうな様子で「アホ」と言われるのではかなり意味が変わってきます。

前者では、ほんとは怒っているでしょ?と捉えられるし、
後者では、ジョークで言っているのかな?と捉えることが一般的です。

それくらい矛盾した情報を与えられた人は、特に表情や視線、話し方を重視している訳です。

ですが誤解してほしくないポイントが、メラビアンの法則は、「人は見た目を重要していることを立証している訳ではない」ということです。

メラビアンの法則はあくまで「矛盾した情報を与えられた人は何を優先して相手の感情や態度を判断するのか」ということを調べた内容になります。

言葉と行動の一致が大切であり、自分の伝えたい内容がしっかりと伝わるように、表情や見た目、話し方、声の大きさを意識していきましょう。

STEP2 話す前に何を伝えるかを明確にし、結論から話す

人と話す前に、相手に何を伝えるのかを明確にすることが大切です。

伝えたい内容が決まりましたら、結論から話すことがとても大切です。

突然ですが、部下や上司と会話をした時にこのように感じたことありませんか?

「回りくどい話し方する人だなぁ…」
「結論はなんだろう…」
「つまり何をいいたいんだろう…」

これを防ぐことができる手段が結論から話すということなのです。

(見本)

部下
「OOの件ですが、成果を出すことができなかったです。」

上司
「なぜ成果を出すことができなかったの?」

部下
「OOOという理由で成果を出すことができませんでした。次回はOOのようにします。」

上司
「なるほど。確かにそれはそうだね。次回はOOOのようにした方がより良いと思うよ。」

部下
「そちらの方が良いですね。フィードバックありがとうございます。次回は気をつけます。」

上司
「おう。次回はしっかりやっていこうね。また何かあったらいつでも聞いてね。」

このように結論から話すことで会話がスムーズになります。

STEP3 話しすぎず、会話のキャッチボールを意識する

先ほどに見本でもありましたが、話しすぎないことも大切です。

マシンガントークのようにひたすら話されると、聞いている側も疲れてしまいます。

そこで意図的に相手に話させることが大切です。

(見本)

部下
「OOの件ですが、成果を出すことができなかったです。」

上司
「なぜ成果を出すことができなかったの?」

部下
「OOOという理由で成果を出すことができませんでした。次回はOOのようにします。」

上司
「なるほど。確かにそれはそうだね。次回はOOOのようにした方がより良いと思うよ。」

このように会話のキャッチボールができると、相手側も気持ちよく質問したり、聞いたりすることができるのです。

STEP4 話の聞き方に動きをつける

次に気をつけるのは話の聞き方です。

例えば自分の部下が仕事を聞いてきたとき、真剣な態度で質問されたり、自分の話を頷きながらメモしてくれていたり、終わりに

「ありがとうございました!次回もよろしくお願いします!」

と頭を下げた態度を取られるとあなたはどのように感じるでしょうか?

きっと、

「また仕事教えてあげたい!」

と思うに違いありません。

それと比べ、
無表情で固まったままで聞かれていると

「この子、ちゃんと話聞いているのかな…?」

と感じると思います。

固まったまま、動きなしで話を聞いている人は意外と多いです。

特に上司から

「話理解している??ちゃんと聞いている??」

と言われたことのある人は注意が必要です。

話の聞き方ができるようになると、誰に対しても気持ちの良い対応ができるようになります。

STEP5 場合によっては例え話(第三者)を入れる

より相手に伝えたい内容が伝わるようにするテクニックとして、分かりやすい例え話があると良いです。

部下が仕事に失敗した時、

「失敗は成功の元だよ!」

というより

「ほとんどの人が失敗しているけれど、慣れてきたら、みんなできる様になるから、安心して!気持ちを切り替えて頑張ろう!」

と言われた方が、部下としても頑張る気持ちが湧きます。

事例を出すことで、話に臨場感が湧いているのです。

ぜひ実践してみてください。

【結論】上手な人の真似をすること

これまでは色々と細かい内容を解説していきましたが、たった一つのことを行うだけで、コミュニケーションスキルを身に付けることができます。

それはコミュニケーションスキルのある人の真似をすることです。

モテる為にはモテる人の真似をするのと同じです。

まずはオーバーに真似ることを意識すると良いです。

初めのうちは、自分のキャラではない、自分ではないと思うかもしれませんが、そんな自分から変わる勇気を持つことが何より大切です。
人は変化を恐れる動物です。ですが、変化しない自分に怖さを感じることも大切です。

みんな恐怖と立ち向かっているのです。

「あの人だからできる!あの人は天才だからできる!」

そのように思っては相手に失礼です。

なぜできるのかを勇気を持って聞いてみましょう。

EPAのコミュニケーションスキル向上の勉強会について

EPAの勉強会では、コミュニケーションスキルを向上させるための営業勉強会があります。

営業は、自分の伝えたいことを相手に伝わるように話すことが大切です。

それができるようになるために、「ロープレ」や「討論会・発表会」、「人前で話す」、「人が述べた意見に対して、感想を述べるなど。」ということを実施しています。

人は環境動物であり、そのような環境があれば半強制的にスキルアップが見込めます。EPAはそれらを生かした学習カリキュラムとなっております。

コミュニケーションスキル まとめ

いかがでしたか?

コミュニケーションスキルが現代社会において求められていること

また、どのように行動すれば、コミュニケーションスキルをつけることができるのか、徹底解説をしてきました。
最初はハードルを高く感じてしまうかもしれません。

ですが、今の自分を変えて行かなければ、自分自身の成長はありませんし、何よりあなたの人生がもったいないです。自分の変化に恐れず、今の時代の変化に対応することが、これからより良い人生を送るための秘訣になります。

1つでも実践して頂き、皆さんの人生においてプラスになれれば嬉しく思います。

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